■大きさ:114mm×10mm×65mm/約20枚の名刺が入ります
■木の種類:(1枚目画像左より)ウォルナット・玉杢(ウォルナット)・クリ・ブナ・ケヤキ
※画像2枚目はウォルナットどうしの木目の比較:左が玉杢(ウォルナット)、右がウォルナット
※画像3枚目左から、ケヤキ→クリ→ブナ
木の端材を価値あるものに生まれ変わらせる、小さな工場の大きな技術力
佐藤工芸が工房を構える山形県天童市は、古くから木工の町として知られ、有名な天童木工を初め、大小様々な会社が木工品を作っている町。佐藤工芸も、土地の名物である将棋駒や家具の部材を作る傍ら、オリジナルの木工製品の開発もおこなっています。
このカードケースはそんなオリジナル製品のひとつ。木の製品を作る過程で発生する、大量の端材に注目した製品。ただ捨てられてしまう大量の木片に何か新しい役割を与えられないかと考え、そこに少し遊び心も入れたデザインと、佐藤工芸の得意とする様々な技術を活かしていく目的で考えら、この端材製品のシリーズは「mokuhen(モクヘン)」と名付けられました。
このカードケースは、NC加工技術(切削用工具の刃先の動作を情報化し、工作機械に内蔵されたモータが動くことによって行われる加工法)を駆使した精密なスライド加工によって、木製では今までにない薄さを実現しています。カードを出すときのスライドも非常に滑らか。つるっとした木目の肌触りは、劣化しにくいウレタン塗装。さりげなく日常使いをしつつ、取り出した時に少しほっとする木目のぬくもりは、同じものがひとつとありません。
様々な木の種類や木目など、お好みのものをぜひ見つけてみてください。
就職祝いの贈り物などにももきっと喜ばれます。
佐藤工芸
山形県天童市の木工工房。主に家具、住宅、建築部材の加工や木製雑貨の製作を行っており、天童名物の将棋駒や縁起物の民芸品「左馬」なども作る一方、日々の暮らしを豊かにするオリジナル製品の開発も積極的に行っています。