■サイズ
・全体の長さ:17cm
・ヘッド部分:2cm×1cm
■この商品は、5点までネコポスの対応が可能です。
老舗ブラシ屋さんの一番人気の歯ブラシセット
大正時代から「堅実低価」をモットーに、生活に必要なブラシを作り続けてきたかなや刷子。職人さんが天然素材を使って作るブラシには定評がある浅草の老舗です。
そんなかなや刷子の一番人気の商品は、馬毛で作られた歯ブラシ。使ってみると、硬すぎず柔らかすぎないちょうど良い弾力。その理由は、馬毛を硬い毛と柔らかい毛のバランスを考えながら混ぜ合わせて作っているから。「かため」「普通」とあえて分けずに、わざわざ混ぜてちょうどよくなっています。また、毛先が広がりにくいのも特徴のひとつで、広がることでしっかり磨けなくなって交換する歯ブラシも、その交換頻度も普通の化繊の歯ブラシに比べると長持ちするような気がします。
また、歯磨きは歯をきれいにするだけでなく、同時に歯茎をマッサージすることで血行を良くし、唾液を促すことでいろんな免疫効果も得られます。なので、「ちょうどいい気持ちよさ」は、歯ブラシ選びには大切なこポイント。気に入らない歯ブラシだと、歯磨きも疎かになりかねません。硬さの好みはあるかと思いますが、きっとこの歯ブラシが「ちょうどいい」と感じる方が多いからこその人気商品なのだと思います。
また、この歯ブラシのレトロでシンプルなデザインもたまりません。3本セットでの販売ですが、ちゃんと家族で歯ブラシの区別ができるように、取手についているロゴの色が3色になっていたり、グリップに関してもどこか昭和っぽいデザイン。正直に言えば進化型な歯ブラシの方が握りやすいかもしれませんが、やたらカラフルだったり、ヘッドの部分が変わったなカタチになっていたり...。ピンとくるものがなかったら、このシンプルレトロなデザインも取り入れてみてはいかがでしょうか。
かなや刷子
大正3年、京都出身の大内茂治氏が「大内刷毛店」として浅草に創業し、堅実低価をモットーに塗装用の刷毛や工業用の刷毛を主に製造。1923(大正12)年、関東大震災で社屋が全焼しましたが、復興し製造を再開。戦後、疎開先で世話になった金屋町にちなんで社名を「金屋産業社」に変更し、その後「カナヤブラシ産業」と社名を改め、現在も暮らしに役立つ様々なブラシを作り続ける信頼の厚い老舗刷子屋さんです。