おたか三兄弟 (笹野一刀彫)/のぞき鷹

■サイズ:高さ12.5cm×土台部分の直径3.5cm ※羽根を含めると幅約5cm
■木の素材:コシアブラ(天然素材のため、木目などに個体差があります)

程よく曲がったコシアブラの木が見つかった時にしか製作できないという「のぞき鷹」。注文しても、素材がなければ作ることが出来ず、貴重な作品です。ちょっと首を傾げて「?」と何かを覗くような、この可愛らしい様子が特徴です。表情の絵付けも、いわゆる一般的な勇ましいお鷹ぽっぽの絵付けに比べると、目もまんまるとしています。

山形では縁起の良い贈り物として、昔からお祝い事があると贈りあっていたお鷹ぽっぽ。ご結婚や新居などの引っ越しの祝い、開店祝いなどのインテリアにもおすすめです。

工人たちが代々受け継いできた技術と文化をひしひしと感じることができる笹野一刀彫。現代の暮らしの中にも、そんな素敵な伝統を感じさせる作品を飾り、昔の人々の暮らしに思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

=笹野一刀彫とおたか三兄弟=
山形の伝統工芸品である「お鷹ぽっぽ」。コシアブラ(木の芽は春の山菜として食されることで有名)の丸木を、サルキリという1本の刀だけを使って削りあげて完成します。この技法を笹野一刀彫と呼び、山形県米沢市で作られる木彫玩具として親しまれてきました。今では魔除けや五穀豊穣、禄高を増す縁起物として、山形では今でも各家庭にひとつは飾られているほど身近な工芸品です。

ちなみにこちらのお鷹ぽっぽは、米沢市笹野竹でこの伝統を継承しながら、よりたくさんの人にその素晴らしさを広め、地元の活性化を支える若い工人3人組「おたか三兄弟」が製作しています。伝統的な鷹をはじめ、オリジナリティあふれるユーモアな作品づくりもおこない、お鷹ぽっぽをよく知る人から、全く知らない人にも知ってもらうきっかけになるようなアプローチも欠かしません。古くからの文化を継承する若手職人の、確かな技術にもご注目ください。
販売価格
4,620円(税込)
SOLD OUT